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小笠原先生の「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」70

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

11月1日にはユーザー会があります。私はこの原稿を前月10月下旬頃から書き始めていますから、これが皆さんに読まれる頃は無事ユーザー会も終了していることでしょう。ある塾長が以前「私は秋のユーザー会は感謝の気持ちで、参加させていただいています。前回のユーザー会でいろいろ勉強させていただき今日までの一年間、何とか塾を続けられてきた感謝の気持ちを持って参加させていただいているのです・・・。」の言葉を思い出しました。

 

その塾長は続けて「塾は長くやっていますが最初は、自分のわかる科目しか教えられませんでした。でも昔のDVD教材の頃に名大SKYさんに出会って、私の塾経営は革命的に変化しました。私に名大SKYを紹介してくれた先生が、まったく教えない塾をされていたからです。最初は信じられませんでしたが教室を見学させていただき、すべてが本当でその上何年も続けて公立高校入試に全員を合格させていらして、またまた驚きました。動画教材をただ見せるのではなく、何度も何度も生徒によっては繰り返し熟視させて学習させていました。繰り返す、とにかく繰り返す、繰り返しが何度もできる事これが、今までの教材との革命的な違いだと気が付きました。

 

今まで結果が出なかったのは、繰り返しが足らなかっただけなのだとも気が付き、それからはとにかく問題の繰り返しをさせて間違ったところは、特に何度も繰り返させるようにして以来、私の塾も成績は上がり入試に合格できる塾として、今までやってこられたのです。こんな教科書に密着した教材をこんなに安く利用できるようにしてくれた名大SKYは、私の先生であり恩人なのです。だから年に一回のユーザー会は、私は新たな一年を迎える新年気分で参加させていただいています」と・・・。

 

私と同じような感想をお持ちの塾長でしたが、感謝の気持ちを私がそこまで持っていないことにその時大変恥ずかしく思ったのです。といのも私はパソコンの塾教材を使うのは2回目でして、前の教材では、ほんとに大変嫌な思いをさせられましたから、半ば塾教材は疑いの目で見ていました。解説の間違いを見つけると、鬼の首を取ったように酒井社長にクレームを言っていました。でも使っていると、少しずつ生徒が変わってきたことに気が付いたのです。教科書準拠ワークが解説されていますから、今まで苦労していた試験範囲の勉強の調整が、そのワークで楽にできるのです。さらに試験中はその範囲をとにかく繰り返しさせることにより、その学期が終わるころには生徒たちの平均点が上がったのでした。一人二人なら偶然と言えるかもしれませんが、全員の成績が上昇してきてこれはひょっとして・・・と思いながら、次の定期試験ではさらに生徒の間違った問題を、各自にとにかく集中的に繰り返しさせるようにしました。そしたら合計点数が30点から100点くらい全員が上がり、それから私はこの教材の信奉者になりました。

 

それから10年近く過ぎておかげ様で今では「入試に合格できる塾」として広く知られるようになりましたが、基本的には同じやり方で今でも、生徒には学習させています。またまったく教えないことはないですが、極力教えないように自分で考えさせるようにしながら、動画を見て聴いてノートに自分で考えた答えを書かせるようにさせています。
これからはユーザー会には感謝の気持ちを持って、新年気分で私も参加できるようにさらに精進したいと思います。皆さん新年おめでとうございます、来年のユーザー会もまたお会いしましょう!それまでどうかお元気で

 

To be continued・・・

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