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小笠原先生の「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」86

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

これを書いているのはクリスマス前ですが、1月新年号のコラムというので
「皆様あけましておめでとうございます」とあいさつさせていただきましょう。
昨年の塾はいかがでしたか?売り上げ横ばいとか数パーセントでもアップなんていう塾長は、素晴らしい経営手腕の持ち主だと思います。そういうと塾長によっては「塾の方はさっぱりでしたが、ご紹介いただいたカルチャーキッズのコンテンツで何とかしのげましたので、来年はそれで塾の方もてこ入れしつつ、せっかく集まったプログラミングなどカルチャーキッズにも力を注いでゆきたいです・・・」という声が聞こえそうな気がします。名大SKYのユーザーだからこそできることで、きっとユーザーになって良かった!と思われている事でしょう。他のFCなり教材では塾がダメだったら、もうどうしようもなかったからです。

前置きが長くなりました。昨年1月新型コロナウイルスが欧米から世界中で猛威を振るっていた時に、我が国では欧米ほどコロナが流行しない理由を言語地理学の観点から考え、私が地元新聞に投稿したものが掲載されました。話の内容が少し専門的になりすぎたのですが、今でもそれは欧米で爆発的流行したのにわが国ではそんなに広がらなかった理由の一因であると信じています。今回その一部を抜粋し、掲載したいと思います。結論から言ってやはりマスクは必要です。

言語地理学的にコロナウイルスの世界的拡大の一因を考える 小笠原隆政 (一部抜粋)

「英語には日本語にない無声音の発音があり、特に母音言語発音に慣れている日本人には難しく聞こえにくい音である。無声音だから当然声にはなっていなくて、息を強く出しながら子音を発音する息の破裂音だから、我々日本人には慣れないうちは全く聞こえず理解できない。英語ではp、t、s、c、kとかが代表的な音であるが、私はこれらの音を発音するときに多くの息を英語は必要とするから、あまり息を必要としない日本語を話す我々よりも英語を話す民族は、飛沫感染が多く発生しコロナ患者が多いのではないかと考えるのである。

そう考えると、我が国のコロナ感染者が欧米よりも格段に少ないのは、言語による特徴的な飛沫感染が少ないからだとも思える。他の言語の発音特徴はよく分からないが、コロナの多く発生している国々の人々の使用する言語は、日本語より息を使う発音が極端に多いのではないだろうか?」

*このコラムは2020,01/28 高知新聞朝刊読者欄に掲載されました。

To be continued・・・・

 

(追伸)ユーザー皆さんのお話も時々載せたいと思い、それで約800字以内程度で先生方の経験談を募集したいと思います。塾経営で困ったことと言えば、今ならコロナ禍で生徒が集まらないとか、永遠の塾の課題として、生徒の成績がなかなか上がらないなどの話になるかもしれませんが、そんな話でも構いません。その問題をどのように乗り越えてきたかとか、そんな問題で溜まったストレスの解消法など教えていただき、皆さんにご紹介したいと思います。よろしくお願いします。

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名大SKYコラム担当 塾ミシガン高知 小笠原隆政

 

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