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Yoriko先生のオーストラリアを読んで味わうコラム1

Yoriko先生のオーストラリアを読んで味わうコラム

Yoriko先生 ウォリス依子(Yoriko Wallis)
・Abacus By Wallis運営 

27歳でオーストラリアに移住。ソフトボール選手として全豪リーグでの試合を経験する。「努力を成功につなげる法則」を伝えようと、ケアンズにそろばん教室を開くが、開業から1年も経たないうちに生徒の半分が離脱。やってきたことが否定されたと落ち込む日々が続く。

心理学、コーチング、ビジネス――。さまざまな分野で打開策を続けること6年。ようやくたどり着いたのが「好きなことをして成功する法則」実践すると、生徒・保護者から愛される教室に。累積生徒数は250人を超え、10周年を迎えるまでに成長。

現在は、魂が望む人生を手に入れ、次のステージで成功する人を増やしたいとコンサル業も行っている。

異国の地でそろばん教室を10年運営できた秘密^^

オーストラリアはケアンズ。
季節は日本と真逆で、今月から冬がはじまりました。
冬といっても、赤道に比較的近いケアンズの気温は13〜23度。
とても心地よく過ごせる最高の季節です。

ケアンズはココ

私は10年前から、ケアンズで唯一のそろばん教室を運営しています。
地元の小学1年生から高校3年生までの生徒が、
珠算・暗算、AUSカリキュラムの中高数学と名大S K Yさんのプログラミングを学習中。

教室のコンセプトは「楽しいと思うことを一所懸命やろう」
今となっては、これが受験のない国オーストラリアで、
教室を右肩上がりで運営していくための“秘訣”になっていたことに気がつきました。
なぜなら、この国に住む人々の、ものごとの選択基準は「自分がハッピーかどうか」だからです。

ハッピーが基準

ある日、教室でこんなことがありました。
私の教室に、4歳の頃からそろばんに通って今年小学1年生になる男の子がいます。
お母様が日本人で教育熱心。
ご本人も専門学校に通いながら、仕事と子育てをこなすスーパーママさんです。
普段は4歳の生徒さんの入塾はお断りするのですが、お母様が彼と一緒に座って練習をサポートするということで受け入れました。
週に1回、休まず教室に通い、毎週の宿題もきっちりやってきます。
この2年間、そろばんの基礎をくりかえし練習して、スキルの3分の2が身についてきたところです。

小学校にあがってからは、お母様が横にいなくても自分でレッスンを受けられるようになり、
今年に入ってからプログラミングを受講している生徒とレッスン時間が一緒になりました。
そして、つい最近、彼が目を輝かせながら、レッスン前に話しかけてきました。
『パパとママには話したんだけど、ぼくもプログラミングをやることになった。
だから今日お試しレッスンをする』

ニコニコ

私は「ほんとかな〜」と思いながらも彼の強い意志に導かれるまま、
そろばんのレッスンを少し早めに切り上げお試しをしてもらいました。
『来週もやるからね!』と念をおされ、次の週もしっかりプログラミングをして帰っていきました。
母様にメールで『ご存じないかもしれませんが、今、こういうことになっています(笑)』
と送ると、予想通り『まったく知りませんでした〜!』と返信がきました。

メールでは彼の目の輝きのことや、
どれだけ楽しそうにレッスンを受けているかなど、教室での様子をお伝えしました。
そして、カリキュラムの内容や、受講するメリット、追加料金などお伝えした最後に『楽しいと思うことを一所懸命やろう=楽しい人生。
だから“今”おすすめしています』と書いて送りました。

すると『そろばん1本に絞った方がいいとも考えましたが、学校でも習わない内容だし、やはり興味があることを、興味持っているタイミングでするのが一番伸びますね。
そろばんとプログラミング両方のコースに変更でお願いします』とお返事をいただきました。

関係性

そういうわけで、ありがたいことに異国の地で10年も教室を続けられたのは「楽しいと思うことを一所懸命やろう」をブラさないところにありました。
これを読んでくれたみなさま、これからもお付き合いどうぞよろしくお願いいたします^^

↓Facebookページで教室の様子がのぞけます↓
https://www.facebook.com/profile.php?id=100057821942676
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