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森 智勝(もり ともかつ) <プロフィール> 全国学習塾援護会 主宰、塾生獲得実践会 代表 ・26歳で学習塾設立、7教室を経営する。 ・平成14年 塾専門のマーケティング勉強会「塾生獲得実践会」設立 ・平成18年 「全国学習塾援護会」設立 ・現在、全国各地で塾経営者を対象としたセミナーの講演、スタッフ研修に奔走。 全国私塾情報センター主催の「春季大都市縦断セミナー」「地方塾セミナー」に講師として参加。 机上の空論ではない具体的な内容と、参加者にプラスのエネルギーを生じさせる講演には定評がある。今、最も支持されている塾経営アドバイザーの一人。 |
「面倒見の良さは、形で伝えなければ伝わらない」…
これは重要な法則です。
このメールセミナー10月号で、その「形」の例として早朝特訓を紹介しました。
試験当日の早朝(5時、6時)から仕上げのチェックをする企画です。
効果は圧倒的でした。
年度末を控え、保護者に書いてもらった感想文を紹介します。
「本人は塾へ行くことを楽しんでおり、個別指導にもかかわらず、
友人、先輩との交流を深めているようで、ちょっと意外な感じです。
しかしこれら全ては、塾長率いる教室の雰囲気のよさ、講師の質の高さ、
手厚いテスト対策のお陰と、本当に感謝しております。
テスト前の早朝授業の、
美味しいおにぎりと味噌汁の差し入れには頭が下がります」
「テスト期間中は早朝にもかかわらず教室を開けていただき、
豚汁までごちそうになり、ありがたく思っています。
豚汁がとても美味しかったそうです。
朝から、元気が出たことと思います」
「テスト当日の補講と朝食サービス、全員に渡された合格祈願のお守り等、
塾長と奥様の子ども達を思う親のような暖かさもその1つかもしれません」
「塾での勉強は凄いです。
あんなに出来るものなんですね。
土日補講・テストの早朝特訓と、3学期は塾が家みたいでした。
正直、親も塾長と高橋先生を信頼していましたから、
お任せ状態だったような…学校より信頼していましたよ」
年度末の一般的なアンケートにも関わらず、
ほとんど全ての保護者が早朝特訓に触れています。
この冬、初めて早朝特訓を実施した塾の先生からも次のような報告が来ました。
「森先生、今朝は4時起きで早朝特訓を実施しました。
6時前に外で待っていたら、ぽつぽつと生徒が来はじめ、
そして、来た生徒はみんな中に入らず、
外で私と一緒に他の生徒が来るのを待ってくれました。
結果的に、中3生全員が来てくれたのには驚きです。
みんなでトン汁とおにぎりを食べ、今日のテスト勉強をして、
8時少し前に、全員を送り出しました。
『今日学校に行ったら、自慢しよう』
とか
『俺たち、朝6時から勉強してたんだぜとみんなに言ってやろ』
とか、
うれしい事を言ってくれていましたので、本当にやってよかったと思います。
アドバイスありがとうございました」
今回紹介した早朝特訓は1つの例です。
分かっていただきたいのは、近隣他塾のしていないこと、
真似のできないことにトライしなければ、
「面倒見の良い塾」
という評判は作れないということです。
塾業界は今、普通の業種になりました。
それぞれの、
「店」
が死力を尽して顧客獲得を競い合う、
「普通のビジネス」
です。
現在では開業医ですら顧客獲得に苦心している時代です。
全国に四万あると言われる塾業界が、いつまでも特殊な業界ではいられません。
商品力の向上とマーケティングの工夫は、
常に考えるべきビジネスの必須条項です。
早朝特訓は、塾人としては辛い企画ですが、だからこそ効果は絶大です。
また、大手塾にはほぼ実施不可能です。
中小・個人塾だからこそ可能な企画です。
後は、あなたの決断次第です。
新年度、あなたの塾が地域で「面倒見の良い塾」という圧倒的な評判を得る
とを期待しています。
塾生獲得実践会(全国学習塾援護会)
森 智勝