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「中１の英語が難しくなって指導に大変困っています、基本が分かる生徒と分からない生徒の差が激しくて困っています。小笠原先生教えてください！」と私を昔から知っている塾長はSOSを送ってきます。以前私の英語研修を直接受けられた先生は、「昔の先生のあの英語基本発音学習研修を、もう一度やってくれませんか」と懇願されたこともありました。英語は（破裂音や無声音など※）日本語にはない発音方法で発音されますから、コロナ禍では私の教室でも英語基本発音学習はできておらず、主にリスニング中心でした。やはり英語を教える上で生の発音で教える先生から習える事は大変有意義で、その先生としてのステイタスをアップさせるのです。

※名大ＳＫＹのコラム第８６号に「言語地理学的にコロナウイルスの世界的拡大の一因を考える」という題で、英語の発音の特徴とコロナ感染拡大の原因を考えたコラムを載せています。研修で詳しくご説明いたします。

名大SKYへ最近加盟された先生方は、コラムや個人塾ばんざ～い！のイメージが強く、私が英語教育の専門家という事を知らないのかもしれませんね。英語は才能があったのだと思います。音楽はかなり勉強しましたが一生の生業とはできませんでした。しかし英語は勉強すればするほど道が開けて、アメリカまで勉強しに行きました。ミシガンメソードの出会いで私の英語の運命が変わったように思います。語学には不変の理論があり、その実践方法を身に付けられたからです。また現地の教授法は「いくら知識が有っても、英語の分からない人に分かるように教えられなければ、その人の知識は本当の知識ではない。」というものでした。ですから日本人が日本語を覚えた順に教えれば、必ず生徒は英語が身につきます。一番お伝えしたいのは生徒を英語嫌いにしないで、生徒の成績を上げられる方法を教えられるように、なっていただきたいと思います。今回研修に来る先生は、初心者ですから特別な英語力など必要ありません。まともに日本語が出来る方ならば、今回教えた事は必ず教えられるようになるでしょう。そして先生自身が少し自信を持たれて、英語をもう少し勉強してみようか、という気持ちになっていただければ、今回の研修参加の意義は大いにあったと言えます。そして将来英会話くらいできる塾の先生になってほしいと願います

塾を経営するにあたり専門の科目の先生を雇えればそれが一番良いでしょうが、私が塾経営で提唱する「ワンオペレーター経営」では、いくら動画教材が良くても英語は特に、先生が生で基本の発音を教えられることに、勝るものはありません。言い換えれば英語の基本発音が少しできれば、eduplus+を使ってなら、授業も成績も受験も何とかなるという事です。難しい事は私は嫌いです、少しでも英語が苦手な先生が減ることが今回の研修の目的です。多分我が国では誰もやっていない英語教授法ですから、マンツーマンに近い個別研修のようなやり方でやりますので、限定１５名で初歩の英語の教え方に特に自信がなく、授業経験の少ない先生が対象です。研修後きっと英語の新しい世界を知ることでしょう！

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