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石上 誠の「はじめの一歩」で、あなたの塾に「革命」を! vol.1

2018年 5月 18日

石上 誠(いしがみ まこと)
個別指導塾専門コンサルタント 塾長スクール 代表
有限会社 明誠館 代表取締役 

■早稲田大学商学部卒業。学習塾勤務の後、アメリカで半年間の「語学留学&放浪の旅」を経て、27歳で愛知県安城市に小中学生対象の学習塾「明誠館」を開校。
■内申オール3前後の生徒を集めて、独自の「PDCA成績アップ学習法」と名大SKYの「ビデオベーシック」(エデュプラスの前身)を使って「勉強の秘訣」を伝授。定期テストで「塾生の97.9%が、1教科20点アップ!」などの成果が認められ、「塾長は厳しいが、成績が上がる!」と評判の塾となり、4教室を展開。30年間で2000人の生徒と「個別指導」で高校受験に向き合う。
■「エデュプラス」は開発当初から作成に携わり、ビデオベーシックの「英語解説授業」及び、最新版エデュプラスの「理社WEB確認テスト」を担当。
■また塾経営と並行して、愛知県小中学校PTA連絡協議会の副会長をはじめ、PTA関連の要職を歴任。安城市議会議員も2期8年勤め、教育委員会や小中学校の内情にも精通。
■現在、これまでの成功と失敗の経験を生かし、「塾長スクール」代表として「個別指導塾専門コンサルティング」を実践。併せて、その塾生・保護者を対象に「あこがれの志望校合格」をサポートする「高校合格コーチ」も行っている。

 

石上誠の「はじめの一歩」で、あなたの塾に「革命」を! vol.1

皆さん、はじめまして。個別指導塾専門コンサルタント「塾長スクール」の石上誠と申します。
今回から、「はじめの一歩で、あなたの塾に革命を!」と題して、ジュクールネットのホームページにブログを書かせていただくことになりました。よろしくお願いします。

 

さて初回のブログでは、タイトルの「はじめの一歩で、あなたの塾に革命を!」について、お話ししたいと思います。

 

私は、いろいろな偉人の名言や語録を読んで自分の生き方の参考にしていますが、こうした言葉には洋の東西を問わず、いくつかの共通項が浮かんできます。私の好きな言葉を紹介しながら説明してみますね。

 

★「今、自分にできること。頑張ればできそうなこと。そういうことを積み重ねていかないと、遠くの大きな目標は近づいてこない。」(イチロー選手)
 
★「疑わずに最初の一段を登りなさい。階段のすべてが見えなくてもいい。とにかく最初の一歩を踏み出すのです。」(キング牧師)
 
★「あなたたちは、もっと身近なことから始めたらどうかしら。」(マザー・テレサ)
 

いかがでしょうか? この3人の名言に共通するのは、「大きなことを成し遂げたいなら、すぐできることから始めなさい」ということですね。恥ずかしながら、「かつての私」のためにある教えのようです。というのも、私の悪い癖の一つが「準備に時間をかけ過ぎること」だったからです。(この癖は、今でも抜けきっていませんが・・・)

 

私は大学卒業後、大手の事務機メーカーに就職したのですが、この会社が教育に力を入れており、入社してから半年間も研修センターに宿泊して、新入社員教育を受けました。その時に叩き込まれたのが、「準備8割」という言葉です。

 

私は営業部門に配属されたのですが、なにせ新人ですから、経験豊富なベテランには営業トークではかないません。そこでお客さんに、「こいつ、若いくせに業界のことをよく知っているな」と一目置かれるように、自社製品はもちろん、ライバル社の製品の特徴まで徹底的に勉強させられました。「事前の準備がよければ、8割は成功」ということで、これは営業に限らず仕事を上手く成し遂げる「大切なスキル」であることは間違いありません。

 

しかし私の場合、「これを聞かれたらどうしよう?」、「あの部長が出てきたら、どうしよう?」と細かいことまで考え、準備に時間をかけ過ぎることが多く、「いつまでやってるんだ。早く営業に行ってこい!」とよく上司に叱られました。

 

さて、偉人の名言のように「すぐできることから始めること」が正しいのか、会社で叩き込まれた「準備8割」が正しいのか・・・。置かれた状況にもよるので、どちらが正解とは一概に言えません。未だに悩むところですね。(笑)

 

ただし、コンサルタントの立場から言えば、間違いなくあなたは「すぐできることから始める」べきです。なぜなら、塾長であり経営者である「あなた」が行動しなければ、あなたの塾は永遠に「前進しない」からです。「前進しない」ということは「成功しない」ということです。

 

行動を起こせば、必ず結果が出ます。もちろん悪い結果の時もあります。でもその時は、「失敗すればするほど、我々は成功に近づいている」というエジソンの名言を信じましょう。失敗を恐れる経営者は、「失敗も少ない」代わりに「成功も少ない」のです。今思えば、研修生時代の私は「失敗」を恐れていたのです。「失敗から学ぶ」ということを知らなかったのですね。

 

そして、「すぐできることから始める」ことの大切さを知った私は、「お客に怒られ、上司に叱られ、仕事の帰りに仲間と居酒屋でグチる。給料は良くても、こんなサラリーマン人生は嫌だ。自分らしく生きたいから、失敗を恐れず、脱サラして塾を始めよう!」と、無謀にも(?)入社して2年9ヶ月で会社に辞表を提出したのでした。

 

これが、私が塾業界に入るきっかけとなった「はじめの一歩」です。ブログのタイトルの「はじめの一歩で、あなたの塾に革命を!」は、「失敗を恐れない “精神力” と、すぐできることから始める “行動力” で、塾長の皆さんに頑張ってほしい」という、私から応援の思いを込めて名づけました。拙い文章と内容ですが、これからもよろしくお願いします。

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