よく保護者は、個別塾に行かそうか集団塾に行かそうか悩むそうですが、
私はその相談を受けた方には病気になって病院にかかる時の話をします。
お子さんが今の勉強が分からず成績も良くなくて、このままでは高校入試も心配でたまらない…
と言う症状ならその、

「勉強分からない病」

を治すには病院で診察を受け個人的にその症状を診てもらわないと、
原因も薬の処方も分からないのと同じですから、個人的に診てもらえる個別塾が良いでしょう、
と言いますし、そんなに勉強が分からないほどでもないが、
受験もあり今のままでは、個人的に勉強させるには少し不安だとお思いなら、
健康診断と同じと考えて、集団塾で良いでしょうとお話しします。
多数生徒がいる学校形式ですが授業料は安いです。

この例えを言うとみなさん

「今まで何でそんなことで悩んでいたのだろう・・・。」

と言わんばかりに、すっきりした表情になり帰って行かれます。

ただ個別塾は個人で診てもらう時間が長いですから、健康診断的な集団塾よりは高くなります。一般的には生徒１０人前後を同じ時間に２～３人の先生で診ているようですが、
今はさらに進化した１～２人や３～４人を、
一人の先生がずっと診ているような個別塾も多くあります。
それは一般的な個別塾よりはさらに高くなるのは仕方ありません。
ただそうなると教えてもらえる科目は限られてきます。
大体英語や数学が主でしょうからその科目を習うなら良いのですが、
受験は理科や社会、国語もありますから、一緒にならっている隣の人が数学で、
自分は社会を習うなどは講師の技量もあり、なかなか思うように深くは習えないかもしれません。ですから、個別塾、集団塾も一長一短です。

その両者の一番の違いの授業料について考えるなら、その大半は講師へ謝礼ですが、
教えるためには予習もしなければなりませんし、塾での準備も必要でしょうが、
あるところでは講師への謝礼が準備時間分は払われず教えた時間だけだったとかで、
学習塾のブラック化への悪い噂の原因になってしまいました。

私は塾同士の競争激化で多分経費節減の一番先に問題になるのは、
講師への謝礼だと分かっていましたからあえてアルバイトは使わず、
私一人でいろいろな科目を効果的に個人にも指導できる方法を、模索していました。
そして、パソコンを使って指導する教材で塾を始めて、
その中でも名大ＳＫＹのe-teacherを利用して、
自分の専門も生かしながら広く深い指導ができるようになったのです。
この先生は疲れを知りません。
分からなければ何度でも何度でも繰り返してくれます。
勉強が分からないと、塾へ来る生徒のほとんどがその分からない科目の勉強時間や、
反復学習の不足が原因ですから、
深く分からない生徒には直接私が指導している時でも他の生徒は、
このパソコン先生に鍛えてもらっている訳です。

おかげで時間や科目が自由に選べてキャンセル変更も簡単にでき、
授業料もリーズナブルな塾を経営できています。
私たち講師は不死身ではありませんから、
できる範囲での塾サービスで健全経営をいたしましょう！

To be continued…