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代表酒井秀樹の「今、こう思う」3

2018年 4月 28日

学長の「今、こう思う」

酒井 秀樹(さかい ひでき) <プロフィール>
株式会社 名大SKY 代表取締役社長
有限会社 アンイングリッシュクラブ 代表取締役社長
一般社団法人 ちいさな成功体験推進協会 代表理事
その他団体の役員を歴任
名古屋大学 理学部卒 

名大1年の19歳(1988年6月)に同級生3人で家庭教師センター「名大教育研究会」、同年8月に学習塾「SKYセミナー」(現:名大SKY)を創業。「創業資金1万円」がある意味自慢。バブル崩壊・平成金融恐慌・リーマンショックによる、失われた20年を試行錯誤・苦労と工夫を重ねて、現在の50校舎、生徒数4200人に至る。

成長したきっかけは、1997年直営校で映像授業による自立指導「IT個別」を始めたこと。2000年外国人講師による英会話事業に参入したこと、2010年そろばん事業に参入したこと。

そして教室を出来るだけ賃貸ではなく自社物件にて取得したこと。

夢は大学時代から今まで一貫して「新聞の株式欄に自分の会社の名前を載せること」夢実現のためには新聞というメディアが無くなる前に株式公開をしないといけないと焦る毎日です

代表酒井秀樹の「今、こう思う」3

 今回もブログをお読みいただきありがとうございます。前回のブログをお読みいただいた、ユーザーの先生方から「社長が映像教材を販売し始めた時って、3教室だったんですね~創業時の話も教えてくれませんか?」って話を多数いただきましたので、何回かに分けてしばらく創業時の話をさせていただきたいと思います。「今は昔」の話にはなりますが何かの参考になればうれしく思います。

 私は、1988年大学1年生の時の6月に「家庭教師センター」8月に「学習塾」を開業しました。現在ではなかなか難しいことではありますが、私の開業資金は「1万円」って話しています。それが私の原点でもあり誇りでもあります。

 当時どちらかと言えば、苦学生の一人だった私は資金があるわけでもなく、地元金沢を離れた名古屋で縁故も地の利も無い中で、大学1年生3人で半分勢いのような感じで家庭教師センター「名大教育研究会」を開業しました。

 名古屋大学に合格したての3人で開業したわけですから、どのように教えれば成績が伸びるかについてはそれぞれが一家言あったことと思いますが、メンバーの中に自営業者や経営者の息子がいたわけでもなく、公務員の息子2人と大手家電メーカーのサラリーマンの息子1人で開業したわけですから、開業に関するノウハウが全くありませんでした。

 あとから考えれば、ノウハウも経験も全くなかったからこそ、ユニークな発想で経営することが出来たのかもしれません。
開業するために、最初に行ったことは「家庭教師生募集」と書いた生徒募集チラシを作ることでした。チラシは手書きでした。その手書きチラシをB4用紙に4面付けにして印刷したもの4つにカットして、ひたすらポスティングをしました。今思えば「落書きレベルのチラシ」だったかもしれませんが、とにかくよく当たりました。「1万円で名大生が4回指導に伺います。気に入っていただいたらご入会ください。入会後は4回指導で16000円です。」という内容のチラシでした。

 その結果約1か月間で30件の顧客を獲得しました。しかしまだ19歳ですから調子に乗りやすくすぐに失敗しました。この調子ならもっと安くすれば一気に拡大できるのではないかと考え、次に刷ったチラシは「夏期講習限定。名大生が4回6000円で指導に伺います。気に入っていただければ9月以降は4回16000円です」というものでした。このチラシが全くの反応ゼロでした。
安ければいいというものじゃなく、安すぎると信憑性がなくなり集客が進まないんだな~ということを19歳にして学びました。

 ポイント4 「授業料設定はすごく大切」

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