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小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール> 塾ミシガン高知 代表 ・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設 不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開 学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入 ・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編 パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導 ・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始 教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される 大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している |
幸いにして被害がなかった教室の塾長方々の夏期講座は、いかがだったでしょうか、生徒が減っていますから少しでも売上向上にと、午前中から炎天下の日中そして夕方から夜半まで、例年通り夏期講座や受験指導であまり休みを取らずに頑張られたのではないでしょうか。
以前は塾同士の競争からお盆休みも返上で、受験指導をやっている塾も多数ありました。
講師の事などあまり考えないそんな経営がまかり通っていましたから、塾業界はとうとうブラック業種と後ろ指をさされるまでになってしまいました。
塾長一人だけでもそんな無理をしていると、人間は機械ではありませんから週に1日2日休んだとしても、この暑さの中の疲れは必ず9月になって出てきますから、どうか十分休養を肉体的にも精神的にもお取りください。
蓄積疲労はあなたの気づかないうちにかなり溜まっていて、睡眠負債に陥りさらに無理をしていると重病を引き起こしてしまいます。
あなたはもう10年前の若いあなたではないのです。
独身時に夢と理想をもって始めた塾業も所帯を持ち家族ができると、同じやり方ではだんだん生活が苦しくなって来ます。
家族のためにも収入を増やし売り上げを上げなければなりませんから、どうしても無理をしがちになってきます。
更には自分一人では儲からないからと、アルバイト講師を入れようとします。すると生徒が減ったりするのです。
アルバイトには給料も払わなければなりませんし、仕事も休みも必要です。
苦労して見つけたアルバイト講師を、わずかの期間でもう必要ないからとは辞めさせられないでしょう。
困りますね、頭が痛いですね、そのような仕事以外の精神的なストレスが塾長を襲います。
お酒の量も増えるかもしれませんね。焦ってチラシを折り込んだりポスティングもしますが、どうもうまくいかないとなると、ますます眠れなくなるのです。
するとそれまでは何も問題がなかった家庭までもがおかしくなってきます。
その時の塾長の不安は手に取るようにわかります。
特にプレイングマネージャーの塾長は授業以外の作業に手を取られて休めなくなり、塾をより儲けようとして欲を出し大きくした事を後悔し始めます。
もう少し精神的にも肉体的にも塾長一人でも長く続けられる、塾経営をこれからはしてみませんか、それには少しずつeduplus+のような使える良い動画教材の導入をお勧めします。
いつまでも塾長は若くありませんが、入って来る生徒は毎年すこぶる若いからです。
これからは動画教材も使いながら、塾長のあなた自身の人生体験や年齢の重さを醸し出し、直接生徒や保護者への気遣いができる塾になるといいですね。
私は講師を多く雇う塾の経営は専門ではありませんが、塾長一人での塾経営は長くやっていますから、研修会では聞けないような個人的な生の経験談もお話しできると思います。
今の塾経営が少ししんどくなり、これからは動画教材も使いながら自分だけでじっくりやってみようか、などとお考えならご相談ください。
長く続ける秘訣は決して欲張らず無理をせず奢ることなく、塾長あなた自身の豊かな人間性を売りにしてゆくことです。
心身健康で何十年もその地域で塾長のあなたも含めて、信頼され一目置かれるオンリーワンの塾になっていこうではありませんか!共に塾の仕事を楽しんでまいりましょう。
ありがとうございました。
To be continued・・・
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