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小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール> 塾ミシガン高知 代表 ・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設 不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開 学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入 ・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編 パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導 ・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始 教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される 大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している |
番組でまず驚いたのは犯罪の発生を人工知能が予知し、犯罪が高い割合で起こるであろうと人工知能が示した地域を警察官がパトロールすると、本当に犯罪を犯しそうな者がその地域に出現して、警官は犯罪を未然に防ぐというものであった。過去の犯罪データのみならずあらゆる関連要因を人工知能に読み取らせて、人工知能が犯罪発生を予知するのだ。取材中パトロールに向かう警察官も、「あんな地域でこんな時間に犯罪が起こるのだろうか・・・」と半信半疑であったが、そこに行くと不審者や不審車両が存在するのである。そういう事例が多いから何故か理由は分からないが、人工知能の予測をその地域の警察では頻繁に利用しているのだそうだ。
医学の分野でも人工知能は利用されていて、臓器移植による生存率などを予測し患者一人一人に対して、臓器移植をするかしないかを判断材料に使っている。アルツハイマー病においても数年後にどの程度の割合で、この病気になるかを判断できるそうだ。という事は将来人間の寿命もかなりの割合でわかるようになり、デスタイマーみたいなものが、残った人生のカウントダウンをするようになるのかもしれない。
そんな近未来の時代に塾は、どうなっているだろうかと考えてみた。塾の世界にも当然人工知能は深く利用されているに違いない。今は模試などの結果から志望校の合格率が分かる程度であるが先の番組の様子から想像すると、私は大変恐ろしい時代の到来を想像してしまったのである。あくまで私の想像するフィクションだが、
{ 生まれた時から我々は、親の遺伝子情報から家庭環境などすべてが個人データ化されて、マイナンバーを基に管理されているのである。そして保育園や幼稚園などの生活記録などもデータとして残り、小学校や中学校での通学記録や成績は当たり前でその頃書いた作文や読書感想文、そして作った工作や絵画などもデータとして残されている。これらは個人情報として厳しく政府に管理されているのだが、情報公開、国民の知る権利から本人個人には情報開示されてデータを見る事ができるが、塾ではそのデータを個人から利用して塾で預かる前に、その子が塾で勉強してどこの学校に合格するかが、高い割合で予知できるようになっているのだ。塾に入れる前から名門校に合格できる生徒をだけを集められるわけで、名門校進学クラスだけを作ればよいわけである。塾間の競争はその時は、個人データをいかに多く集めて利用できるかの競争になるわけで、そうなるとさぞ塾業界も今とはかなり様変わりする事だろう・・・。}
以上はあくまで私の単なる想像だが、現在、銀行などに取引実績や税務申告書類を提出した時点で、あなたの塾の将来寿命は決定づけられているかもしれないから、やはり日々の経営をギリギリでなく余裕を持って行う事がより肝要だろう。
ほんの小さな私の教室でeduplus+は大変役立っているから、より大きなあなたの教室ではさらに今現在に役立つ可能性は、人工知能が計算する以上に私は高いと確信するのである。
To be continued・・・
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