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小笠原先生の「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」68

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

9月です、今年の異常な暑さが今は幾分弱くはなったようには思いますが、エアコンはまだフル回転しています。皆さんお元気ですか、私は正直言って少し夏バテ気味です。皆さんが読んで元気になるようなコラムを書かなければいけない事はわかっていますが、私も現役塾長として日夜頑張っていますから、今年の暑さはほんとに体に堪えています。今年の夏休みはわずか3日間でした。
でも今年は夏休みも取らずに教室を開けている塾も多くあるようで、エアコンを朝から点けているせいか、電気代が普段の2倍近くになったなんて聞きました。
ですから私は朝からやっても少ない生徒しか集まらないのならと、夏休みも夕方からの授業に数年前から集約して、経費節減・体力温存を試みています。

 

生徒は以前はクラブが朝から夕方まであるとか言っていましたが、今年はこの熱波の元、一日中クラブなどやらせていたらその指導者は、練習ではなくて虐待していると言われかねないでしょう。塾でもそう言われるかもしれませんから、夕方から涼しくなる夜に教室を開けるようにしました。ちょうどコロナ禍で生徒減も重なってやりやすくはなっています。

 

でもこの暑い環境下で私が夏バテ気味でも、標準的なレベルで生徒たちに学習指導ができるのは、名大SKYのeduplus+教材のおかげです。今ではコロナ禍では必須になったネット学習も、昔はそれは非難されました。一番ライバル視された同じ校区の塾には、陰ではかなりいろいろな言われていたようですが、私はあえて教室でパソコン教材も使用していることを逆に公表し強みにして、生徒たちにIT学習を啓蒙しながら学習指導をしてきたのです。保護者も最初は同じ反応でしたね、でも私はパソコン学習の利点をより強調してさらに「パソコン学習で不足する点はプロの講師の私が指導しますし、人件費がかからない分安いですから、従来の塾よりはずっといいです!」と時間をかけて説明したのでした。
そしてまずは結果を出そうと取り組んだ高校受験は、見事に全員合格でした。その結果から例年大学合格者も相次ぎ、保護者も理解者が増えて今に至っています。塾生数は当時からあまり変わっていませんし、100%全員合格をずっと続いています。
こう書くと塾自体が、あまり発展していないように思われるかもしれませんが、私の教育方針で塾に入れた塾生は、塾長の私自身が最後まで保護者も含めて直接指導監督する事に、私がこだわっているからです。授業時間も短すぎず長すぎず、決してアルバイト講師など入れません。また定員制の塾はずっと私が守っている教育方針です。

 

現在小学生から保育園児へと塾マーケットは下に広がっています。でも小学入試などはなかなか素人ではできるものではありませんから、私は大人用の「やり直しの英語・数学教室」を適時作っています。
大学も出た人が多いですが、彼らは家で我が子に勉強を教えられる親になりたいという願望があるのですね、どちらかというと男性が多いですが、その彼らが学びながら言う事は、自分が勉強を改めてやり直すと無理に子どもに勉強しろとは言わなくなったし、中学受験など人生にそんなに必要ないとも思え始めた・・・」というのです。

 

私がさらに歳を取ってまだ塾をやる気力があるのなら、このような社会人の教育にもっと力を入れたいとも思います。その時もきっと名大SKYのeduplus+は役に立つことでしょう。

 

To be continued・・・

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