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小笠原先生の「明日の空(Tomorrow’s sky)に向かって」78

小笠原先生のコラム

小笠原先生 小笠原 隆政(おがさわら たかまさ) <プロフィール>
塾ミシガン高知 代表
・1985年 米国ミシガン大学の語学理論を用いた英語・英会話教室を開設
不変の語学理論(聴・話・読・書)の応用実践教育を展開
学習時間が自由に選べてキャンセル、変更が自由にできるチケット制を導入
・2004年 英語教室では大変成果があがり、多くの方に切望されていた総合塾に改編
パソコン教材も導入し、他の科目も語学理論に沿って立体的に応用指導
・2015年 教室創立30周年名大SKY連載コラム「明日の空に向かって」の執筆開始
教室が英語の四技能を測れるCBT検定の「GTEC」検定会場に認定される
大きな塾よりは自分の目の届く範囲での直接指導塾にこだわって経営している

 

早いもので7月です。

もう期末試験が始まっているところもあり、それが終わると面談、中3の進路指導、そして夏期講座へと続きますから体力的にも精神的にもきつい日々が続きます。コロナ禍のせいばかりでもないでしょうが、昨年と今年は生徒募集が芳しくありませんね。

でも、逆に今いる生徒にはより手厚い指導が各自にできて、ネット学習では補いきれない英語4技能指導や小論文対策そして合格確実な進路指導を望む生徒にも、細かく対応できているのも事実で、より我が塾の個性を強く出せ始めたようにも思います。塾のタイプは「個別指導・自立型学習塾」とでも言いましょうか、定員は各学年決めていましてアルバイト講師などは入れない、塾長の私が直接各自を指導監督する塾として、私の指導を売りにし、生徒を集めてきました。

塾の地域で生まれ育ち、知っている方々も多く町内会長なども長くやってきましたから、町全体では子どもは減ってきましたが、町内のご親戚や知人の方などの紹介で、大人数ではないですが長く塾業を続けられております。

しかし、若い時は講師も複数入れて、大きな教室で授業もやっていましたが、その講師達の労務管理にいささか疲れまして、動画教材を導入しながら自分の専門分野なども駆使し、小学生から高校生までの少人数の教室を地元密着で運営してきました。日ごろの学習指導や中学生や高校生の入試対策指導、面談、そして英検や大学推薦入試の小論文指導などを含みますと、私だけのオペレーションでは30数名が限界です。当然売り上げや収入も限られてきますが、今の私としてはそれで十分なのです。

でも、先日ある塾教材会社のMLで、未経験で一念発起されてeduplus+をメインに使う塾を2年3か月前に初めて経営し始め、現在45名もの生徒を抱える塾をやられている方の話を聞いた時に、もう私のような個人個人を自分のみの考えでするやり方は古いのではないだろうか、と思えたのです。

私と同じような動画教材を使う経営スタイルですが、いくら自立塾とは言え、個人の受験指導などはどうされているのだろうかとか。塾にある動画教材やワーク学習でもわからない生徒の指導や、偏差値の違った高校への受験指導はどうされているのだろうかとか、どういう風に45名もの生徒を、初心者の先生が個別指導に対応しているのだろうかとか、様々な興味がわいてきました。多分私が思う心配などすべてをクリヤーされていて、わずか2年3か月でこの数の生徒が集まったのだと思いますので、こういう力量のある先生にこそeduplus+を使って塾を始めた先生方のために塾経営研修の講師になって、そのやり方を指導していただきたいとも思います。

正直言ってコロナ禍の今、塾だけでは経営はきついと感じカルチャーキッズ学習を教室で始めて、経営を回復させた教室も多いですから、上記の先生がどのような方法で塾の経営をやられているのかが大変興味はあります。今まで経営に特化された先生かもしれませんね、でも教務力も大切です。

今の生徒は1学期で成績が上がらなければすぐ塾を替え、高校入試合格率が良くなければあっという間に生徒数は激減する時代ですから、その先生のコロナ禍での生徒募集の手法は大いに参考にしたいと思いますし、それは言い換えればeduplus+を使った塾経営は、やり方次第でまだ大きく伸びる可能性があるという事の証拠かもしれません。塾経営に終点はないですね。

To be continued・・・・

 

(追伸)これからはユーザー皆さんのお話も時々載せたいと思います。それで約800字程度で先生方の経験談を募集したいと思います。塾経営で困ったことと言えば、今ならコロナ禍で生徒が集まらないとか、永遠の塾の課題として、生徒の成績がなかなか上がらないなどの話になるかもしれませんが、そんなありきたりの話でも構いません。その問題をどのように乗り越えてきたかや、そんな問題で溜まったストレスの解消法など教えていただき、皆さんにご紹介したいと思うのです。

塾長の作文や小論文の実践勉強とでも思って、気楽な気持ちで書いていただければと思います。よろしくお願いします。

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名大SKYコラム担当 塾ミシガン高知 小笠原隆政

 

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