英語教室を個人・個別方式で20年ほど経営してきまして、英語は大変成果が上がり他の科目もお願いできないか・・、とずっと切望されてきていました。
私自身がなかなか他の科目を英語のように指導する自信がありませんでしたので、自分なりに指導法を勉強しながらパソコンやプリント教材を使った総合塾を始めたのですが、やはり現実はそんなパソコンやプリント教材の問題ばかりを解いて分かるようになる生徒は少なく、何か教科書に直結したわかりやすい解説をした動画教材がないか探していて、このeduplusを知りました。一番の魅力は人件費が要らずにたくさんの科目を指導できるのに、大変安価だったことです。科目も多く、解説者がプロの塾指導者ですから、観ていて生徒以上に私が勉強になっていました。 eduplusが安く出してきたので、他の教材の値段もかなり安くなったと思います。一昔前はそれは高かったです。
あくまで生徒のレベルに合った使い方をしています。予習に使ったり復習で使ったりですが、学校での授業を一番わかるように考え利用しています。次に自分で問題を考えさせて分からないところをはっきりさせて、この教材を分からないところだけ見せています。それも専用ノートを作らせそれを多用します。一度で分からなければ2度3度と考えさせてゆっくり進みます。その繰り返しに動画教材は適しています。決してただ見せて終わる事はしていません。
活用法でも述べましたが、生徒の能力、レベルや性格によってこまめに指導法を変えているところです。予習・復習も科目も時間も、生徒の希望などで変えています。またその様子を保護者にマメに知らせていま す。
これからの塾は大きいところか、極端に小さなところかどちらかになるでしょう。私は塾経営をよく病院経営と置き換えるのですが、大きな総合病院だけがはやっているのではありません。地域密着型の総合ケアーのできる小さな診療所的な学習塾も、しっかり生き残れると思っています。でもそんなところが専門の先生を複数揃えることは無理ですが、塾長の専門科目とプラス、このような使える動画教材の違う科目を多数利用する事によって、人件費は抑えられ広い範囲での生徒を集める事が出来るので、経営をより安定させることができるのです。小中学生はまずは学校の成績向上を目指し、そうして実力養成をしていくように心がけることが、地域塾運営の大事な点ではないかと思います。
地域一番塾とは規模が大きかったり値段が安いことではありません、一人一人を大切にして、永くその地域に密着して続けていけば結果も出ますし、生徒の子どもや孫までが来るようになる塾のことだと信じます。塾長がその地域で知られた人になる事も、大切なファクターでしょう。ですから100歳まで塾は辞められません・・・(笑)。